06/09/13

意味/

今日は新喜劇にも出演している吉本興業の夏花ちゃんのお誘いいただいてボクシングを見に行きました。後楽園ホールも生ボクシングも生まれて初めて!!
ちょっと興奮。しかし、私は眉間に皺が寄ったまま。バシバシと殴り合う音に終始慣れませんでした。
でもテレビで見るのとは違う迫力があってすごかった!!
なっちゃんといろいろ話ができたし、とてもエネルギーの溢れる楽しい時間でした。

後楽園ホールを出るときに、受付で「無実の死刑囚、元プロボクサー袴田巌さんを救おう」という大きな文字を見つけて、なっちゃんと資料をいただきました。
「袴田事件」(はかまだじけん)とは、1966年静岡県清水市(現静岡市清水区)で発生した強盗殺人放火事件、およびその事件で死刑判決を受けた袴田巌(はかまだいわお)死刑囚が冤罪を訴え再審を請求している事件だそうで、袴田さんは元日本フェザー級6位のボクサーだったそうです。
犯行に結びつく証拠がなにひとつなく、本人や支援者は無実を40年も訴え続け現在弁護団は最高裁に再審開始を請求中だそうです。

私は何年か前にデンゼルワシントンが主演の”ザ・ハリケーン”という映画を見たことがあります。
それはルービン・カーター事件(ルービン・カーターじけん)と言って、アメリカ合衆国において起こった冤罪事件の実話をもとにした映画で、ルービン・カーターは冤罪により人生の半分を刑務所で過ごした黒人男性なんですが彼もまたボクサーだったのです。
その時すごい衝撃を受けたのを覚えています。
さっき調べたら、このふたつの事件はまさに同じ時期に起っていたです。
今、上手くこの気持ちを上手く書けるかわから無いけど、冤罪か死刑。それは、とてつもなく大きな分かれ道で、しかも人間の命に関わることです。
よく人生で起ることには意味があるといいますが、どんな意味がある?と思わずにはいられません。
とにかく再審が始まり、きちんとした、納得のいく答えが出ることを祈るしかありません。
そして私にできること、それは人生を精一杯生きることなんだと。

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