07/03/28

今話がしたい人/ diary

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今日はオルセー美術館展に行った、けどすごい、ほんとにすごい人でゆっくり見れなかったのが哀しい。おばあちゃんがモネの絵が好きだったなぁと思い出した。
帰り新宿の駅のエスカレーターでお孫さんにものすごくあたたかい笑顔で手を振るおばあ様がいてその人の服装や体型や姿勢がうちのおばあちゃんに似てて、そしたら急におばあちゃんに会いたくなった。最近、こんな人を好きになってねとか、こんな事が悔しくてねとか、今日行ったカフェのサンドウィッチが美味しかったとか、そんな日常の普通の話が急におばあちゃんとしたくなった。昨日から誰かと話がしたいなぁと思っていて、誰だろう?誰だろう?って考えたけど思いつかなくて。今夜は私ちょっと淋しいだけかな?とか思って結局誰か分からないままにしてたけど、おばあちゃんだったんだなと今日分かった。
もう会って話ができないんだなぁと思ったらやっぱり淋しい。
おばあちゃんが亡くなった時私は思ったより泣かなかった。10何年も寝たきりだったから少しずつ覚悟もしていたし、もう楽になれたんだと思ったら哀しくはなかった。
でも淋しい。会えないのは淋しい、話が出来ないのは淋しい。
こうやって時々、押し寄せてきて涙が出たりするのかな?
私がおばあちゃんと作った思い出が生きている証拠だね、きっと。
だからいいんだよね、これってきっと。
私の中に生きてるってこと。

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